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(2009-07-21)
告白 湊かなえ
前知識無しで読みました。まみさんがたまたまとある所から入手してくれたので、それに便乗^^。
内容は全く知りませんでした。知ってる情報は近所の図書館の予約トップ1である事^^
あの1Q84の上に燦然と輝く、200人弱の予約人数を誇ってる本・・・と言うくらいです^^
何かで紹介されたんでしょうかね?何か賞をとったんでしょうか。そんな事すら知らないで読み始めましたが、今日のお昼過ぎに借りて帰って、今読み終わりました。
・・・正味・・・3時間弱くらいかな、2時間強くらいかな、そのくらいで読めます。
文章が素直に読みやすい。こういう文章を書く人、好きです。東野圭吾も読みやすいから好き。
「告白」のタイトルどおり、告白が続きます。
まず最初はある中学校教師の、告白。ある事件について恐ろしい復讐をした、と。
そして次の章はそのクラスのある女生徒の告白。教師が学校からいなくなっ手からのそのクラスの様子を告白。
そしてまた・・・と、ひとつ、ひとつ告白が進むごとに同じ事柄に対する見方も変わり、恐ろしく凶悪に見えた人間の、裏に抱えていたものが見えたりして印象が変わっていく。
そして又起こる事件、事件、事件。
読み終わった最初の感想は「こっ・・・わーーーーーーーーーー!!」で、ございました。
怖い。これに尽きる。
淡々と、ある種正論のように語られる、悪意、歪み。
淡々と突きつけられる狂気。
そういう怖さでした。
娘が友達に借りてきた「ひぐらし」を読んだ時に感じた「病んでる感」とは又違った、もっと現実に近い感じの歪みと言うか・・。
最後、ほんまのほんまに、ぞくっとさせられます。
一番怖いのは、あなたでした・・・って感じで^^
読後感はまみさんの書いたとおり、非常によろしくないです。
エゴに次ぐエゴを読まされ、はあーーーって感じ。
しかし一気に読ませてもらい、ぞくっとできます。
そのぞくっが、おばけ、とかスプラッタ、みたいなお伽噺的な怖さじゃないのが、余計後を引きます・・・。
まみさんありがとう!
近々返しに行きます^^
只今350番目だと話したら、今度貸して頂ける事になりました
年内は無理だとあきらめてたんだけどうれしい~
かなり前に予約したんだけどねー
楽しみだよo(≧∇≦o)
350番目ー・・・それって何年目?って数字だよね・・・。
ハードカバーの本って本当に高いし、買ってまで・・・って思う本はでも、何番目でも私も図書館で待つかな^^
今は1Q84も予約中。←図書館に本が入る前に予約したから^^、32番目くらいだから早いほう?
この本が回るのかな、だったら早く帰しに行かなくちゃ^^
又みくさんの感想も楽しみにしてるね!