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手紙 小説感想

(2008-07-31)
手紙 東野圭吾。


<まみさん蔵>

東野圭吾はぼちぼち読んでますが、何がいいって、ほんまに全く飽きることなく、だーーーっと一気に読ませる文章が好きですね。
読んだ後、「面白かった!」と思うものもあり、「いまいち」と思うものももちろんあるんですが、その「いまいち」と思うものさえ、読むのは一気に読めますから。ほんまに面白くない本って、最後まで読めませんもん^^

で、手紙。
映画になってる事は知ってて、未見です。読んだ後、ちょっと見たくなったけど・・・。でも沢尻なにがしさんがいるから辞めておこう・・・^^←生理的に受け付けない。もうこればっかりは仕方ない。

映画に誰が出てるかって言うのは、本を読み終わった後ネットで探して知ったんですが、読む前は映画になってる・・・って事を漠然と知ってるだけだったので、なんでか知らないけど、この刑務所に入ったおにーさんをずーーーっと香川照之だと思って読んでました・・・。

ちがーーーう!
それは「ゆれる」の方だーーー^^!!でも弟をオダジョーだとは思ってないんですけどね。何でかお兄さんだけ彼だと思って読んでました・・・。
映画では玉鉄ですってね!何て男前なお兄さん・・・^^

とにかく重くて、悲しい話だったなあ・・・。
自分を大学にやるために、強盗をしてしまい、そして住民に見つかり殺人まで犯してしまった兄、剛志。

何でそんな事を?と思いながらも、兄であるし、それも自分のためにした事だから、経済的には苦しいけれど今まで通り暮らして行こうとする弟、直貴。

しかし兄の影響は弟が思うよりも重いものだった。

生活費のためにバイトするが、兄の事がばれて居づらくなり、次の仕事へ。年寄りがするような仕事を何とか見つけ、それでも懸命に働くうち、バンドの人間と知り合いになり、ヴォーカルの才能がある事に気付く。
音楽にのめりこみ、メンバーとも打ち解けてやっとデビューとなった途端、兄の事が分かったプロデューサーに、「直貴をはずさないとデビューさせない」と言われ、身を引く直貴。

心から好きだと思える女の子と出会い、恋に落ちるが、兄の事を知った彼女の両親に、手切れ金を渡される。

少し道が開けた、少し普通の人たちと同じようになれた、と思った途端、兄の影が直貴の道を次々閉ざしていく。

毎月毎月送られてくる刑務所からの手紙。
そこ書かれていくのは、直貴への気遣いと、「オレはでもここで頑張ってるぞ!仕事も面白くなってきたぞ!」的な、のんびりとした日常。直貴の日常はこれだけ辛いものなのに。
段々、兄をうっとおしく思い始める、直貴。そして、兄との関係を絶とうとするが・・・。

犯罪者の身内って・・・と。
でもこれが現実なんだろうなあ・・・。
しかーし、本人ならいざ知らず、子供に対する仕打ちにはかなり腹は立ちましたけどね。そんなもんなん・・・?そんなもんなんか・・・。

由実子さんの存在がめちゃめちゃよかった。
でも、1回、由実子さん狙いの変な男に頼まれて、由実子さんの飲み物にいらんもん入れる手伝いするでしょ。あれってどうなったん!?と。
それの顛末も、そんな事した罪悪感みたいなものも、全く触れられてなくってスルーされてたのが、ちょっと気になりました。

でも最後はやっと人並みの幸せを・・・と思った途端、又しても、今度は子供に対するいじめ。
そして直貴は兄との決別を決意し、最後の手紙を兄に送る。

兄からの返事はなかったが、兄の最後の手紙は直貴の目に触れることとなる。

その兄からの手紙を見た直貴は、最後に兄に、面会と言う形でなく別の形で、会いに行く事にする。

悲しいけど、でも余韻の残る、最後に救われた終わり方で本当によかったです。
泣けると言うあおりがあったような気がしますが、泣けはしませんでしたね。
でもほとんどの「泣ける」とあおりのある話は泣けてないので、天邪鬼なのかもしれません。結構涙腺はゆるい方なんですが・・・。少なくともルーキーズでは御子柴の涙と共に号泣できるんですけどね^^。

最後の場面が本当によかったです。

んが!映画のHPで見る限りは、直貴の目指してたのは音楽(バンド)じゃなくて、お笑いになってるんですけど・・・!
それで感動のラストになるんだろうか・・・。ちょっと不安。
わざわざ原作と違う、「お笑い」に変えてしまったのはどうして!?なんとなく、イメージのそぐわなくて、それが腑に落ちなかったです。


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