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鹿男あをによし 小説感想

(2008-03-28)
鹿男あをによし 万城目 学。


<まみさん蔵>

面白かった!!

これはドラマを最初に見ました。みんな見てるって言ってたから^^
初回見逃して、2回目、3回目を見たんですが、「??????」って。テンポが独特と言うか何と言うか。そこが良いのかもしれませんが、私にはあまりにも平坦に思えすぎて、山もなく谷もなく盛り上がりもなく。私が見た時点では恋愛要素もあるとは思えず、一体何を楽しみに見続ければいいのかさっぱり分からなかったので、そこで断念。以来見ておりません。

なので、原作もどーかなーと思いつつ、まみさんに借りて読ませていただいたんですが、原作は非常に面白かったです。

ドラマで10回分(実際何回だったのかは知りませんが^^)にするには、かなりスローテンポにするしかなかったから、だめだったのかな、と。
内容は私が見た時点ではかなり原作に忠実ではあると思えました。なのに、ドラマではただただ「退屈」としか思えなかった話が、原作では非常に面白いと思えるんですね。

テンポも非常にいいし、さくさく読み進められます。文章が読みやすいっていうのは、技術だと思うんですよ。この人の文章は非常に読みやすく、頭にすっと入ってきて、私は非常に好きです。

内容では「目って何!?サンカクってなに!?」なんて秘密の回答を得るのも楽しかったし、主人公の融通が利かないほどの生真面目さも、この話では非常に愛すべき要素だったように思えます。
堀田とのギクシャクした関係も、実はこういう背景があったんだと後半で明かされると、なるほどー!何て感心したり。
味のある先生同士の会話とか。退屈する部分が全くなく、またちょっと考古学的要素も入っていて(歴史大好き^^)、最後の「サンカク」にも「おお!」って^^

リチャード・・・。しょうがないやつだなあと思いつつ。
ねずみがどんな性悪ババアだと思ってたら(鹿の話からね)、意外と意外にいい奴で、すっきり。
鹿とねずみの会話がまたなんだかとてもよかったです。長い付き合いだからねえ。←長すぎ!

東京に帰ってしまう鹿男。その鹿男を元に戻す方法には、この話にこんなシーンがあると全く想像してなかったので(笑)、あらあら!って感じで。よかったー!尻餅ついちゃう先生がかっちょ悪くて、いかにも先生らしくてよかったなあ。

東京に帰ってからどんな生活を送るのかも興味がありますが、続編はないのかな^^?←ドラマじゃないですよ。原作でね。
何か先生、また奈良に来そうな気もするんですが。でもま、儀式は済んでしまったので、次は60年後かいの。80歳の先生にまた活躍していただきましょうか。

とにかく鹿のキャラが非常に良かったです。奈良公園まで会いに行きたい・・・^^鹿に。
1800年も守り続けるヒメとの約束。・・・なんかすんごい、この鹿がいとおしくなりました^^一途で。

読後感が非常に爽快なお話でした。
原作はグー!ですよ。


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