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熊川哲也 くるみ割り人形

(2005-12-11)
12月10日、昨日ですね。神戸国際会館。

神戸国際会館に行くのも3回目です^^
大阪か京都でしてくれると楽なんだけど・・・。って、してくれてはいるんだけど^^。でも子持ちが動けるのは土日しかないので(一回だけ平日に行って、ひどい目に「あわせた」^^その節はムーはんすんませんでしたなー。)今回も確か大阪公演が平日だったんだと思います。土日にしてくれ・・・。

今まで熊哲行ったので一番遠いと感じたのは大津の「びわこホール」でしたねー。何かいろいろ乗り継いでどんぶらこと行ったような。
距離としては大津も神戸も変らないのかもしれないけど(神戸のが遠いのか?)、神戸のが行きやすい感じです。

熊哲は年1回か2回、ここしばらく行ってます。だいたい6月と12月。ボーナス月ですね。ありがとうありがとう。
でもこれ、よりにもよって6月はピアノの発表会、12月はピアノのクリスマス会とぶつかる事が多く、ピアノの発表会見終わってから大慌てで電車に乗り込んだこともあります。今回は重ならずラッキー。

でも神戸になんて、熊哲以外で行かないんだから、今度は早めに来てお店とか見たいね、と話してました^^
それにしてもとんでもない人!人!土曜の三ノ宮とはいえ・・・?と思ってたら、ルミナリエのシーズンでした。ああ、そういう事ね。
でも普段のどかな田舎にお住まいのくま子さんですので、立ってるだけで疲れる・・・・。人に・・・。あうち!

何とか国際会館にたどり着いて(ちなみに三ノ宮駅徒歩3分です・・・)、近くにケーニヒスクローネのお店があるので、お土産買いがてら軽く食べようと思ったんですが、満員!ひー!
お土産だけ買って、地下で軽く食べようと思っても、どこもかしこも満員!やっとドンクの喫茶で空席をひとつ見つけたので座ったら、喫煙席でした。・・・選べないんだもん・・・。時間も迫ってるし。げほげほなりながら、美味しいサンドイッチ(フランスパンがカリカリしてて美味しかったー。タバコの匂いがなけりゃ5割増で美味しかったはず!(涙))食べて、国際会館へ。

綺麗なホールですよ。チケットは6列と書いてあったので、「6列目」やなと思って探して行くと・・・。
バレエは生オケなので、オケスペースが舞台の前に出来るんですよね・・・。って、6列目って、最前列だよ!!すっごーい!それもど真ん中。
前、どこだっけ、あれはフェスティバルホールだったのかな?でも最前列だったんですが、オケスペースの区切りの壁が高くて、椅子に座るとものすごい圧迫感。目の位置が舞台の床の位置になってしまうのでかなりに見難かったんですが、ここのはよかったです。圧迫感もなく、目線の位置も高くて、もうすっごい見やすくてよかったー。

結構踊りが舞台のほんとに端まで来るので、すぐそこ!すぐそこにーー!!って感じ。落ちないのかとひやひやしてました^^

くるみわり人形。子供の頃に読んだ絵本の話だと思うんですが、内容がちょっと違うのかな?私の読んだ絵本では「ドロッセルマイヤー」なんて執事は出てこなかったけどなあ。

私が知ってるストーリーは、クリスマスの夜、クララはプレゼントに「くるみわり人形」をもらう。うれしくてうれしくてたまらなかったのに、おにーちゃんが胡桃を無理に食べさせて、くるみわり人形の歯を折ってしまう。クララは悲しくて、かわいそうにと、人形の頬にハンカチを巻いて(虫歯の時みたいにね^^)、枕元において寝る。
真夜中。なにやら物音で目が覚めると、大勢のねずみが!怖い!と思ったら、くるみわり人形がおもちゃの兵隊を引き連れて、ネズミ達と闘ってくれる。ねずみを追い出し、フランス人形や他のおもちゃたちと遊んでいると夜明けが。
気付くと自分のベッドに寝ていて、枕元のくるみ割り人形の歯が治っている(ママが治したんだっけかな?)。
こんなお話だったと思います。昔過ぎてあやふやですが。中生代くらいの記憶だから・・・。

ストーリーはそのままだけど、そのお話には出てこなかったドロッセルマイヤーが主人公なの。バレエでは。
ドロッセルマイヤーといえばあなた!先月このブログでも紹介したプリンセスチュチュですよ!
チュチュでは「書くお話が本当になる、お話を書く人」でしたがね。バレエでも執事ではあるけど、でも全編に渡って重要人物だから、ただの執事ではない^^

おもちゃの国への入り口である大きな柱時計を用意したのもドロッセルマイヤーだし、クララが迷い込んだおもちゃの国でずっと道案内役をして、クララにずっとおもちゃの国を見せてたのもドロッセルマイヤー。最後クララを自分の寝室に戻したのも。
何者なんでしょう!すごく気になる!
大人の読む「くるみ割り人形」探したら、ドロッセルマイヤー出てくるんだろうか。バレエ用の話になってるんだろうか。

プリチュチュでも、CMに入る時のアイキャッチで、柱時計に入ってたドロッセルマイヤー。普段彼がいるのも時計の歯車の中。
ドロッセルマイヤーは時間を操れるのかな。そんなシーンもあったな。昨日のバレエで。

違ったのはドロッセルマイヤーが昨日のバレエでは男前だった事(笑)!プリチュチュのドロッセルマイヤーは強烈です^^。変な奴なんだけど、結構好き

バレエ音楽って言うのはどうしてここまでドラマチックなのか。もうすんごい盛り上がるよね。
この曲もプリチュチュで非常によく使われてる曲が多くて(それこそ次回予告の曲も、このくるみわり人形の曲でした。)、チュチュのテーマと言っていい曲もこのバレエの「花のワルツ」だし。ふうに聞かせたら喜びそうだなあと思いながら見てました。

ネズミ達をやっつけた後のこの花のワルツが一番華やかでよかった。綺麗でしたよ。
でも舞台装置も相変わらずすんごい華やかでゴージャス。これ見るだけでうっとりします。

クララ役の人がもうすんごいかわいらしくて役にぴったり。しぐさのひとつひとつが、かわいかったです。華奢でね。
ドロッセルマイヤー役の人が結構大柄な人(キャシディーさん)で、この二人で踊る事が多かったので、この二人の体格差がまた、すんごいよかったです。

マリー姫(おもちゃの国のお姫様)がこれまた誰よりも細い足、細い腕の、ホントに華奢ーな妖精みたいな人でした。軽くてね。飛んで行っちゃいそう。最前列にいても足音すら聞こえないような。

全体的にすんばらしく良かったです。オケの音も直接肌に響いてくる感じ。生音は本当にいいです。それだけで感動できます。盛り上がりの迫力もびりびり空気通じてでなく直接感じるような。足まで鳥肌立つような。

ただ、熊哲だけが確かにジャンプはすんばらしいし、空中にいる時間の長いのにはため息出ちゃうけど、ちょっとお疲れかい?って感じでした。いつものキレがない・・。マリー姫のリフトも「重そう」に見えたよ・・・^^。
一緒に行った、いつもチケットを買ってくれる(もう大大感謝!いい席ばかり!)Oさんも、同じ感想でした。「てっちゃん疲れてたよねー。」って。
今度は完調の熊哲が見たいです。

2幕のロシアの踊りや中国人形の踊り、姿も楽しく踊りも面白く、迫力ありかわいらしくて非常に楽しいバレエでした。

ジゼルみたいに、悲しいバレエも綺麗ではあるけど、コッペリアやこのくるみ割りのように見ていて楽しいバレエが好きみたいですよ^^私。

年に数回のお楽しみ。これなら18000円も価値あります。高いけど!(笑)

さくふうにも是非ぜひ見せてやりたいけど、一回6万円はよう払えません・・・(涙)。せめて子どもは1万円くらいにしておくれ。


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そうか

熊哲だったのね。
くるみ割り人形は、チャイコフスキーだったよね。結構好きです。「スワン」を書いてた人の「レイラからの手紙」って言うので使われてたとおもいます。主人公がインドの踊りをするの。
かわいいよねー。

インドの踊りも

あったあった。手の動きとかね。スワン(マンガ)で出てきた!
中国の踊りはかわいかったけど、男の人(子?)の格好が何だかとってもすごかった。中国人形ってあんなんなん?って思って見てた^^
クラッシックのバレエには必ずと言っていいほど「各国の踊り」が入るよね。お祝いの時とか^^
面白いです。結構好きです。華やかで。
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    ゲームと読書と映画と、その感想を書くことを愛するそこら辺の主婦。基本的にはネタバレありです!ご注意ください。
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