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聖者は薔薇を抱きしめて

(2011-11-05)
ヴィクトリアン・ローズ・テーラー 聖者は薔薇を抱きしめて 青木祐子。



思いつくままダラダラと書いてますが、きっと書き終わって読み直したら「あれも書いてないこれも書いてない」ってまりそうな、まとまりのない文章になること必至(笑)!

上手に自分の思ったことを、理路整然と文字で表せる方を尊敬してやみません!

短編は二つとも読んだことのないもの。だから非常に満足度高かったです。

十二夜

そうきたかー!って^^

途中からそうかな?っていうのは分かっては来るけど、最後は良いお友達みたいな感じで、オーブリーとくっつくんだと思ってた。その方がしっくりくるような気がしてた。

なので、すごく意外なラストではありましたが、でもほんわりとかごの中で生きていきそうなヘンリエッタの、意外な行動力が頼もしくもあり。

カゴから出てしまった彼女は、慎ましくも自由に、そしてたくましく生きていくんだろうなあ。

そして以外に役に立つシャーロック。実務はやっぱりデキル男なのか^^


私の美しい人


やっぱりアントニー好きだな・・・と、しみじみ思った話。

アントニーエンドでも、やっぱりパメラは幸せになれただろうなって^^。



聖者は薔薇を抱きしめて

晩餐会の裏側から始まって、一気に話に引き込まれました。
文庫の半分くらいの量なので、決して長いお話ではないですが、それでも長い話を読み終えた時のような、満足度はありました。濃かった。

でも私は貪欲なので、もっともっと読みたいですけどね^^

きっとそうすればスッキリと、でもどこかで読んだような話になってたかもしれない、クリスに「実はしっかりとした親がいる」設定。
これがクリスになかったかわりにパメラにあったとは。

オルソープ家の舞踏会でシャーロックに声をかけた男の人の話。パメラのお母さんのことであろう事は分かっておりましたが、こういう風に決着がついたかー!って。

まず「なるほどな」「やられた」「でも」・・・っていう感想でした。

ちゃんとした、堅い仕事についたしっかりとした女性を姉に持つお母さん、きちんと結婚という形には至らなかったけど、しっかりとした、変な言い方をすれば「恥ずかしくない家の」お父さん。

パメラが娼館に行くことになったのは、ほんの偶然と、そしてその恵まれた見た目のせいだったと。親のせいではなかった(と言ってしまえば語弊があるけど)と。

「私はこんな両親の娘だったのね!」ハッピーエンド・・・とはならない、青木さんのこういう話の作りというのがもう、ほんとうに、いい。
優しくされるほどに涙がでてしまうパメラの心情とか、本当にもう。切なくて、やるせなくて。

そして少しずつ、受け入れる過程がとても丁寧。
こういう過程を入れることが、このお話を夢物語でなく、地に足の付いた話にしているんだなあと。

さて、話の順にいくと、晩餐会のシャーロックは素晴らしくかっこよかったです。
クリスと二人の時に、わたわたしてる彼とは別人^^
そしてフローラがピアノを弾くシーン、本編でもチラッと出てきましたが、こういう場面だったのねー、と。
フローラの精一杯がいじらしい。

ソフィアママとアルフパパの対応は、少なくともこの時点ではマイナスからのスタートではないってことが分かって、ほっとしました。これが救いだなあ・・・。次の巻でこの二人とどういう落としどころを見つけるのか。

アントニーはアントニーだった。
ものすごい誠実。今回はその誠実さがタイミングを逃したといった感でしたが^^←いつもはあれほどタイミングがいいのに!
もっと上手くできたのに。そしてそのうまくやる方法だって分かってないわけじゃないのに!・・・でも誠実であろうとし過ぎて、パメラの心をとらえきれなかった。でもきっとそれがそういう事なんでしょう。
アントニーがアントニーらしすぎて、愛しいです。

そして上司はもっと愛しいです。あきさん、いつもいつも余りにも秀逸な巻末漫画ですが、これは神です。

パメラとクリスのガールズトークの内容が気になる(笑)とかも。

イアン先生とパメラはねー。
私は最初からアントニー推しで、それが実現する可能性はほぼ0に近いことは分かっておりましたが^^、でもアントニー推しなんですよ!!

それでも、イアン先生とパメラの関係は、めっちゃ好きなんです。最初から。
パメラが求めたのは、茫洋とした安心感とでも言ったらいいのか。そういうものなんだよなあと。

イアンにパパを求めてるとまでは思いませんが、友達みたいな恋人との楽しい生活よりも、全部を受け入れて、くるんでくれるような安心感が欲しかったのかなあと。

パメラが行くという結論を出すのは想定内。
でも、そうなるとお店はどうなっちゃうの!?と改めて不安になる私(笑)←そこまでは考えてなかった。

道が分かれていってしまうのか。
でもだからこそ、二人の会話が効いてくるんですね・・・。「お店よりもわたしのことよりも、パメラの幸せが大事だから」から「それは困るわ」にかけて^^

ここにこの二人の関係が全部込められていて、すごくすごく幸せな会話だと思うのに、泣けてくるのです。


嬉しいけどちょっと切ない、やるせないながらもとても幸せな話でした。

番外、これで終わりなんて言わないでーーー!!ジャレットの話とか、読みたい読みたい。アディルの話も読みたい読みたい。ヘンリーとラヴィニアの話も読みたい読みたい。エドの話も、リルのデビューの話もーーー!!


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