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壬生義士伝 DVD感想

(2006-10-10)
先週行ったら貸し出し中だったので、やっと借りられたのを見ました。

ドラマ版もあるという事で見てみたいなと思ったんですが、箱自体が2と4とか、えっらい中途半端な巻数しかなくて、謎。2と4だけどうせえっちゅーんじゃ^^

で、映画の方の壬生義士伝。



泣きましたよ。ええ、もう泣き通しでしたとも(笑)!

映画としてはよかったと思います。中井貴一がいいね。パッケージの絵を見た時点では「イメージじゃないかな?」と思いましたが、そんな事なかったです。
やさしげな情けなさげな所、剣を持つと変わる所、家族を思う所、お金もらってえっらい嬉しそうな所^^、どれもよかったです。
最後の場面でもずんと来ましたね。

そして斉藤!・・・って最近「斉藤!」って叫び通しやわ^^。
佐藤浩一なので、これまたイメージじゃないかなと思ったんですが。だって鴨じゃん。こないだ大河見たところの私から見たら芹沢さんに見えるー。
ああ、でも何だか斉藤さん、すっごいかっこよかったです。傍若無人な斉藤さん。
小説よりは幾分柔らかい感じはしましたが。
いっつも口への字な斉藤さんが、ぬいさんにちゅーされて、にやーって照れる所がめたくそかわいかったですよ。

沖田総司は山南さんだった・・・。これまた何というか、上記に述べた個人的環境のせいで、山南さんに見えて仕方なかったです。
「山南さん、月代似合わねえな!」って^^

あのにこにこーっといつでも笑ってる感じがね、そう見えたんですけど、でもやっぱりだんだん沖田総司に見えてきました。ニコニコしつつ、ちょっと腹黒い沖田総司にね。
でもなんかいっつも近藤さんと土方さんと何か食ってるなと言う印象でした。
もしかしたら食べてたシーンはすき焼き??くらいだったかも。でもあの印象は強烈!
だって近藤さん、生肉素手で鷲掴みですよ!で、鍋に入れた後その指舐めてますよ!

・・・うーん、ワイルド。

「俗物」と斉藤さんにばっさり言われてた近藤さんですが、土方さんから介錯料プラス刀代をせしめたせこい吉村さんを見て、大笑いしてた豪放な感じの近藤さん像は結構好きでした。

方言がちょっと聞きづらかったかな・・・。字幕出ないからな・・・。←日本語です!!
ぼそぼそっと言われると、音が耳に入ってから脳で意味を理解するまでに、ワンテンポのずれがありました^^。

で、話。うーん結構変えられてたかな。いや、もちろん吉村像に関してはこれっぽっちも変わってませんが、それ以外のシチュエーションはあちこち変わってる気がしました。
ああ、でもそれは、私が字面を見て勝手に脳内映像化してたものと、ギャップがあっただけかもしれません。

まず入りは違う。
吉村さんを調べている新聞記者はばっさりカット。斉藤さんと大野千秋の思い出語りみたいな体裁になってました。だから大野千秋もこれから満州に行く所だったし。

人間を見るのに、原作読んでないと人物像はちょっと掴みにくいかなあと思ったり。次郎右衛門は特に。何か台詞が言い訳くさく感じました。演技がどーのじゃなくて。

いろんな場面で説明不足と感じたし(これはでも仕方ないかも)、場面場面がちょっと取ってつけたように感じる部分もありました。

と、原作で感動しただけにいろいろ不満もありますが、でも映画としてはいい出来のものだったと思います。キャストがいいです。ほんとうに。


最後に恒例どーでもいい事。
貫一郎におにぎりを作ってやる次郎右衛門を見つけ、「私がやります」と続きのおにぎりを握り始めた佐助。
おお、さすがに次郎右衛門と違って慣れた手つきだなあと感心して見てたんですよ。
次郎右衛門はでっかいまん丸に、ぺったんぺったん握ってたから。対して佐助は手を山のようにして、きゅ!きゅとご飯を転がしながら握る手つきが上手い、と。

でも、その握り方だと、おにぎりは三角になる様な気がするんですけど、出てきたおにぎりは次郎右衛門が握ったものと寸分たがわぬ、でっかいまん丸。

なぜっ!?

・・・・・と、気になって仕方ありませんでした・・・。ほんとにどーでもいい事ですみません・・・。
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総司 炎の如く

(2006-10-09)
読みましたー。
秋山香乃さん、「歳三 往きてまた」「新選組 藤堂平助」についで3冊目。



総司の話・・・ですね。
確かに総司を追っている話ではあるんですが、彼だけがピカーと光ってる話・・・ではないような^^。
この人独特の淡々とした書き方も関係あるかもしれません。

丁寧で綿密な文章。でもどこか覚めた感じの。綿密なくせにさらりと進んでいくので、私はこの方の本では泣けませんね。うるりとも。
非常に涙腺はゆるい方だと自負しておりますが^^。私の涙腺のツボを刺激しない文なんでしょうね。

だからと言って面白くないわけでなく。非常に読みやすいです。分厚い本でも途中で退屈したことはないです。そして心に残るものがないわけでもない。

比較的「藤堂平助」とかで出てきた「キラキラしい表現」は少なかったように思えますが、やっぱり登場人物が男くさくないような気がします。何と言いますか、少女漫画に出てくる男の人たちみたいだなあと。
少女漫画好きな私が読むには全くノープロブレムですが、もしかしたら少女漫画みたいなものに縁のない殿方が読むにはちょと辛いかもしれません。

総司は今まで読んだ新撰組物の中では理想に近い感じではあります。
強い!
突き抜けた剣術、ひょうひょうとしつつ、いざとなれば冷酷な鬼になれる性格、そして最後まで生きたいと、戦って死にたいと思い続けた総司像って言うのは、今まで読みたいと思ってたものに近かったです。

病に倒れた悲劇の人じゃなくてね。強い沖田総司。好みとしてはもう一声!って感じですが^^

この本の土方さんはめっちゃ優しい・・・。不器用でね。必死でね。
近藤さんは・・・。微妙な。読んだ中では中の上って感じですかね。←どんな感じ・・・^^?
魅力ないわけではないけど、やっぱり心酔するまでの人には見えない。沖田以上に、納得できる(私個人の理想の、と言うより、事実として彼に惚れてついてった人達がいるんだから、惚れられる何かがあった筈、と思うんですが)近藤勇像って言うのにはなかなか出会えないです。
大河は好きですけどね。あの近藤さんなら私は納得。

そして沖田と同じくらい、もしくはそれ以上に私の印象に残った斉藤一。
「おんや」とか「あいよ」とかの台詞がナイス!
もうめっちゃ捉えどころない。で、強い。実は会津の間者で、近藤さんよりむしろきちんと時勢が見えてるくせに、新撰組に惚れて、そこで役目を全うしてる。
・・・さいとうーーー!
この人ほど本によって人となりが違う人もいないかと思うんですが、でもどの本でも濃い(笑)!最高だ・・・斉藤さん・・・。
この本ではそんな斉藤さんが珍しく不器用に、サンショウウオの黒焼きを総司に差し出すところが、もうかわいくてかわいくて仕方ありませんでした。

この人がもし斉藤さんの話を書いてるならぜひ読みたいとおもいました(笑)。ないでしょうかねえ?




壬生義士伝 感想

(2006-09-12)
壬生義士伝 浅田次郎



読みました!夏休み明け第一弾^^
・・・でもこの本を買ったのは実はちょっと前で、嘉永6年の・・・じゃなくて^^、GWです。
何度も挫折しました。ええ、もう。
そういう本、私は結構あります。読めなくて読めなくて。でも何度かトライしてるうちに、知らず知らず見えない壁を越えちゃうみたいな感覚で、そこから先は引きずり込まれるように読んでしまう。
最近だと東京異聞(小野不由美)がそうでした・・。

口語の南部弁が読みにくくって!
いきなり「なしてわしはこんたらとこに来てしもうただか」って始まった時には「えっ!?」とびっくりしましたもん。これも読み詰まる原因のひとつでした。
そんな南部弁も、中半では全く気にならなくなり、後半では「なんて優しい響きの言葉なんだ」と思うようになりましたがね^^

以下きっとおおいにネタバレあります!ご注意!

鳥羽伏見の戦いが大方勝敗の決したある雪の夜、南部藩蔵屋敷に満身創痍の侍がたどり着いた。
侍は恥も外聞もなく門前で土下座し、「助けてくれ」という。しかし侍の着ている羽織は血まみれで汚れたダンダラ模様。官軍がいつやってくるか分からないのに、新撰組の隊士を匿うわけにはいかない。
この南部屋敷を預かる大野次郎右衛門は、自分の昔馴染みと思しき転がり込んできた侍、吉村貫一郎に「お恥すもの!腹ば切れ!」と冷酷に命じる。

これがプロローグ、ここから吉村貫一郎の南部弁語り口の独白、時は経って大正の世、ある新聞記者(?)が吉村貫一郎についてゆかりの人を訪ねインタビューしていくシーンが交互に展開していく。

インタビューシーンも口語です。「いらっしゃいまし。え?私に聞きたい事って新撰組のことですか?いいですよ。近藤ですか土方ですか?・・吉村?だんなも酔狂ですねえ。」・・・ってこんな感じの一人語りが延々^^

今まで読んだ新撰組もの(そう数はないですが)に、吉村貫一郎って言う名の隊士が出てきたのか出てこなかったのか。少なくとも私の記憶にこの名前は全くなかったので、この人の人となりはこの本で知りました。(本当に実在なのかどうかも定かでないですが)

プロローグ部分での吉村貫一郎像っていうのは「自分が捨てた藩に恥も外聞もなく命乞いするような、情けない侍」でした。
大野次郎右衛門は、「尊大冷酷。自分を守ることに汲汲。厄介者とはいえ昔馴染みに情け無用の態度を取る人」

最初のインタビューは、新撰組の生き残りで、居酒屋をやっている親父に話を聞くところ。この親父の話に出てくる吉村は「守銭奴。金の亡者。自分と自分の家族のためだけに生きる男。・・・だけどそのためでも、命がけで本当に良く働く男。」

こうやって読み勧めていくうちにだんだんその人となりの印象が変わっていくのがお見事!

次の新撰組の生き残り、稗田利八の話で又、吉村像が変わります。
新入隊士の教育係であった吉村貫一郎は、みすぼらしい格好と腰の低さで馬鹿にされてた部分もあるけど、強く、いつも若い隊士の味方をしてくれる、面倒見の良い、義の人。

そして大物登場^^斉藤一。
そうあの人は大正まで生き延びたんですね・・・。何だか感慨深いですね。すんごい偏屈じじいの口調ですが^^

むしずが走るほど嫌な奴、あの男が憎くてならぬ、と。
そんな斉藤一が語る吉村貫一郎像の、なんと綺麗な事か。

人を何人切ったか分からない、信じてるものが明日には足元から崩れてしまうかもも知れない、そんな時代に。強く、でも自らはみすぼらしく、腰は低く、下のものの面倒を良く見、死にたくないからと誰よりも人を斬り、同じだけ飢えているのに最後の握り飯を笑って人に差し出す。
そんな人間を憎いと言う斉藤の気持ちが、何だか納得できてしまうのです。

そういう斎藤さんが、吉村を最後に見た場面で、あの男だけは殺してはならんと、自分が矢弾の盾にならんと吉村の前に飛び出そうとし、周りの隊士に取り押さえられ、それでも「死ぬな、吉村!」と叫び続けたと言う。もう、なんと言えばいいのか。
読んでてぎゅうぎゅう締め付けられるような感覚でしたよ。

「あの男だけは」と言う斉藤一が語る、きれいなきれいな吉村像で、今までの彼の印象ががらっと変わります。それこそ黒から白へ。そんな感じ。

そして今度は吉村貫一郎の長男の親友であり、大野次郎右衛門の長男でもある大野千秋の、これはインタビューでなく手紙形式の語り。
ここで語られる大野次郎右衛門は、さっきの吉村像のように、又しても黒から白へ。あざかやに。
悲しいくらい貫一郎を大切に思う次郎右衛門の姿が書かれます。

斉藤一の話の途中で下巻に変わるんですが、この下巻、450ページ弱、私は最初から最後までほとんど泣き通しでした。

大野千秋の語る吉村の長男嘉一郎の話とか。千秋と嘉一郎の別れのシーンはもう何度読んでも涙。

家族を守りたい、と家族を幸せにしたい、と、そのために戦って、そのために死んだ吉村貫一郎の話です。
義をもって、侍として死んでいった、話です。

そして最後のインタビューに出てくる「米馬鹿先生」。
・・・私一瞬、「ユメ落ち!?」と思ってしまいました。←おおばかモン。漫画の読みすぎじゃ。
違います!違いますとも!
ええ、この米馬鹿先生(あまりにもネタばれすぎるので名前は出しませんが)のしている事で、すべてが救われます。
そして最後の台詞。・・・涙なくして語れようか^^。
いやもう、本当に、これほど見事に綺麗に終わる話があろうか!って。ただただ感動してしまいます。

そしてこの本の一番最後は、自らも数日後に斬首される事が決まっていた大野次郎右衛門が、知り合いの豪商に、吉村の末っ子を託す手紙で締められてます。
これがね・・・漢字ばっかの「大慶之至ニ存ジ奉候」・・・みたいな文で、これが延々10ページ続くのよ!
後に絶対「読み下し文」があるはずだと思って探しましたが、ありませんでした・・・。卒倒しそうになりました・・・・(笑)
でも日本語だし!頑張って読みました。思ったほど読みにくくはなかったけど、でもきっと意味とれたのは8割くらいかも^^。根性ないし。

ここの手紙で大野が「吉村は誠の南部武士だった。義士だった。」と書くんですよ。
もう何度も。何度も。
それが本当に切なかったです。

今まで読んだどの本より泣けました。
これのDVDがあるとか聞いて、ちょっと見るかどうか悩み中。
貫一郎は中井貴一、斉藤一が佐藤浩市。
ちょっと心そそられます。小説とは又別のものとして見ればいいのかな^^?





新選組 藤堂平助

(2006-07-31)
新選組 藤堂平助 秋山香乃さん



この本と、こないだ読んだ「歳三 往きてまた」とリンクしてます。「藤堂平助」の話が先で、油小路で彼が新選組に惨殺されるまで。「歳三・・」は、ちょうどその事件が終わったところから始まります。

2冊でセットだと。藤堂平助を先に読んだ方が・・・という感想を、歳三・・を読んでから見ました。・・・・くっすん。

ま、どっち先に読んでもいいんだけれども。

どっちも550ページ前後の分厚い、漬物漬けれそうな本です。その割に読みやすいので、するりと読めます。

「歳三・・」の方で、「可憐な」と表現されていた藤堂平助さん。ちょっとドキドキしながら読みましたが、そういう表現がほとんどなくて安心して読めました^^。苦手なんですよー・・・。そういう殿方の容貌に関して、美々キラキラしい形容詞つけてる文章が。

前回鳥羽伏見の敗戦、流山から五稜郭まででしたが、今回は多摩から京へ、そして池田屋を経て油小路まで。
前回、土方さんが優しい、と感想に書きましたが、それでよかったみたいです^^京での土方さんは結構冷酷ですから。評価(というのかな?)、変わりますもんね。どの本見ても。
多摩でのバラガキ、京では敵どころか隊士にも恐れ嫌われる鬼副長、そして最後の五稜郭では慈母のように慕われる・・・とまで。

それにしてもこの本の近藤さんはやっぱり嫌だった・・・。「斬れ!斬れ!」とか言う近藤さん。
山南さんの切腹シーンでは、山南さんにでは無く、土方さんに涙が出そうになりましたよ・・。すべての事情を一人で飲み込んで一人で耐える土方さんとそれをなじる近藤さん。・・・悲しい。

えーとこの本は多摩でたまたま(・・・殴ってください)藤堂さんと土方さんが出会う所から始まります。
帰るところも無く人を斬り殺してしまった藤堂さんを、偶然居合わせた土方さんが拾って、試衛館に連れて行くところから。

結構私が見た今までのものでは、普通に伊東さんの道場にいた彼が沖田総司や他の人達との交流を経て、試衛館にちゃっかり居ついてしまう、みたいな書き方のものが多かったのでそれが史実だと思ってましたが、違うんでしょうかね。それすらもいろんな人の創作だったのでしょうか。
何だかもうどれが明らかなことでどれがフィクションなのか、どんどん分からなくなってきましたよ^^

この本の彼はもう本当に生きるために何でもしていたような生活から土方さんに引き上げてもらって、後はもうただひたすら、土方さんになついて土方さんだけを見て、彼について京にまで行ってしまう。彼のためにしたくない人斬りもし、新撰組の4天王と呼ばれるまでになる。
でも時代の流れ、新選組の進む道、そして土方さんとの間の徐々に徐々にひび割れていった亀裂のよって、最後は「裏切り者」になる事を決意。土方さんを裏切り、伊東派閥として新選組を出て行く事になり、最後は、油小路で新選組隊士によって惨殺される。

泣けそうだけど泣けませんでしたね。やっぱこの人の淡々とした文のせいでしょうか。

藤堂平助、江戸の試衛館から壬生浪士組、そして新選組と、その核となる最初の8人の面子の一人で、剣の腕前も四天王と呼ばれてた・・・と言うのに、私の中で非常に印象の薄い人だったんですよ^^
メジャーじゃなくマイナー、メインで無くエキストラ、みたいな位置づけで。
だからこそこの本は彼の印象がからりと変わる、非常に印象の濃い本になりました。私にとって。

土方さんも彼なりのやり方で藤堂さんを本当に大事にしてて、でもだんだんと亀裂が入っていくのをお互いに分かってるわけですよ。
切り捨てようとしたり離れようとしたり、最悪を避けようとするんだけど、やっぱりお互いが大事すぎて思い切ることが出来なくて、最悪の結末を迎えてしまう。

藤堂さんはすべて納得ずくで自らの、そして新選組との、そして土方さんとの結末を迎えたわけだけれども、残された土方さんが切ないですね。とげみたいに刺さったままなんだろうなあと。

「私、土方さんに会えてほんとうによかった。」
藤堂さんが最後までそう思ってた事を、最後の最後に手渡された柑子で知った彼の胸中はいかばかりか。
涙は出なかったけど、本当に切ない終わり方でした。

私はこっちの文の方が好きだなあ。でもこっちの方が先に書かれてるんですね。(出版は歳三・・・の方が先?)
かなりボリュームがあって、満足出来る本でした。面白かったです。


歳三 往きてまた 秋山香乃

(2006-07-24)
歳三 往きてまた 秋山香乃さん



ぶっといです。最初見た時「げげ!」と思いました(笑)読むの時間かかるかなあと。550ページありますよ。

ですが、結局借りてきたその日の寝しなに読み始め、6時間(お外は明るくなってました・・・ふふふ・・。)かけて500ページ読み、次の日1時間弱で最後まで読みましたので、読むのは非常に読みやすい本でした。

女性が書いた新撰組本は2冊目。やっぱ雰囲気が違いますね。どっちがいい悪いじゃなくて。

ただこの本では最初に「艶やかに豊かな黒髪」「透き通る白い肌」「貴族的で優美な」「野性味を帯びた獣のようなしなやかさ」「挙措が可憐」・・・などど、殿方に!対する形容が続くわけですよ。

背中のたてがみがざわざわしました・・・。←あったのか!?

いや、正直、「どうしよう?」と思いましたよ(笑)。ほんとに。
こんな風なキラキラした表現がダーーーーっとこの太い本いっぱいにちりばめられてたら読めないかもしれない・・・!と。
これがまだ架空の人に対する表現だったらそれ程引かないと思いますが、実在の人に対する表現ですから、ちょっと苦手・・・かも、と。

でも違いました。良かったです。ふわふわした話じゃありません。
逆にかなり地に足のついた、非常に詳細で丁寧な話でした。
戦の部分など、かなり量とって詳細に書いてあるし、この話は大政奉還されてしまってからの話なので、今まであまり読んだ事がなかった会津戦を綿密に書いてあったので、その辺が非常に面白かったです。

京都での、五稜郭での、は読んだ事あったんですが、その間の知識がぽっかり抜けていたので、この辺見るならいいですよ。

一人一人の登場人物が、出番は少なくてもかなり印象に残る書き方をしてあるので、そういう面でも楽しいです。

この本の土方さんは非常に優しいです。沖田や若い隊士を非常にかわいがるし、そして結構泣いてたような^^

近藤さんはちょい役ー。まあこの人メインでないと言えばそれまでですが、やっぱり何で近藤さんがそんなに好きなの?と思ってしまう。
この話でも土方さんは近藤さんバリバリ大好きですからねえ。尊敬だとか、親友だからとか、それを超越してもっともっと強い思いがあるように書かれてます。
ニュアンスは本によっていろいろ違うかなとも思うんですが。
近藤さんのそれに値する魅力って言うのがちょいと分かりません。それはもう暗黙の了解って事で書かない方が多いんでしょうか?

そういえば、勝海舟に、土方さんが近藤さんの助命嘆願をしに行った時の場面はこの本で唯一嫌いでした。
「勝はかがんで目の前の綺麗な男のあごを持ち上げる」・・・・とかね。

ざわざわざわーーーー!たてがみ逆立ちましたよ・・!
こういう書き方だけはどうにもこうにも苦手だー(笑)!

新選組モノ、見る度読む度結構泣いてる私ですが、この本は泣けませんでした。全く。うるりともしませんでした。
でもだから「ダメ」、じゃないと思います。
淡々としてるんですよね。全体通して。盛り上がりがない、って書くとじゃあ退屈って事?とも思えるんですが、途中読むのに退屈だと感じた部分はまるでないんです。
不思議な文だよなあと。

この方の藤堂平助の話があるそうなので、とりあえずそれも読んでみようかなと。
冒頭の「挙措が可憐」と書かれていたのがこの藤堂平助で、またたてがみ逆立つようなシーンがあったらどうしよう!?とちょっと怖くはありますが、きっと伊東さんとの関わりや近藤さんたちとの確執も、淡々と丁寧に描かれていることと思いますので、頑張ってトライしてみようと思います。






オーラの泉 ゲスト:山本耕史

(2006-07-20)
と、言うものをはじめて見ました。
ここしばらく毎日のようにガンガン見ていた大河ドラマ「新選組!」の土方をやっていた方なので、タイムリーだなあと思って。

この方はあんちゃんドラマで、車椅子の弟役をやっていた・・・程度しか知りませんでした。なんだっけ?一つ屋根の下??とかそんなタイトルでしたね。
今回あんちゃんは坂本龍馬でしたが。

土方さんじゃない山本耕史さんは、うーん、これではいまいち分からなかったけど。だってほとんど喋ってるの、江原啓之さんだもん。
ま、そういう番組だからしょうがないのか。

それにしても、なんという番組^^!
スピリチュアルとは何ぞや!?オーラ??守護霊???

・・・・大真面目に言ってるのがなんとも。そうか、そういう番組なんですね。確かに「オーラの泉」だわ・・。

私、江原啓之さんって知らなかったんですが、カウンセラーの方なんですかね?不思議な不思議な人ですよね。
でも大真面目に「オーラは何色」とか「前世はヨーロッパのお小姓」とか言ってても、何というか、ハッ!と鼻で笑ってしまうような、そんな感じでないのが不思議です。
私はそういう「占い」は好きですし、ハナから疑ってかかる気はないですが、やっぱある種胡散臭いものを感じてるし、眉唾眉唾と思いながら聞いたりすることもあります。

それを不思議と胡散臭さを感じさせないのが、非常に不思議な雰囲気ではございました。

そして三輪明宏さん。
私にとって三輪明宏さんって、「モロ@もののけ姫」であり、「荒地の魔女@ハウルの動く城」であり、「マザーズオークション、お母さんじゃありません」な人なんですよ(笑)
それにしてもなんという存在感!すごいですよね。色がね^^。
まっ黄色の髪に、目にも鮮やかなオレンジ??色のドレス。あまりにも鮮やか過ぎて、直視できませんでした。比喩でなく。
私、まぶしいの、苦手なんですよー(笑)

言う台詞の重いこと。この言葉の説得力はどこからくるんでしょうね?この人が目の前で「そうなんです」って言ったら、それがどんな荒唐無稽な事でも信じてしまいそうな、そんな吸引力があります。

で、国分太一君は明らかにこの二人の強烈な個性と比べたら、役不足。でもそれが必要で、計算された役不足なんだなあと。この二人だと、もうそれぞれが超越しちゃい過ぎてて、見てる側が居心地悪い事この上なし。
そこをうまーく中和してる彼の存在こそ、なくてはならないもんなんだなあと。上手いなあと。

上から二人にたたたたたっと言葉を投げかけられて、飽和状態になりそうな時に、ふっと国分君が、ものっそ普通の事を言うんですよ。その普通の事にほっとします。私の分かる言葉だわ^^!って感じ。

・・・・国分君のことほめてますからね?一応^^


で、内容ですね、内容。
んー・・まあ芸事のために生まれてきた人だね、それを周りともっと調和を取りつつ頑張りなさいみたいな、そんな内容でした。
・・・・はしょり過ぎ(笑)??

でもまあそういう事でしたよ。
山本耕史さんは、すごく丁寧に言葉を選んで喋る人だなあという印象。この番組ではね。ってこの番組か、ひとつ屋根の下か(無口な役だったよねー)、新選組!かしか知らないけど。
顔は何か、つるんとした綺麗な顔ですよね。でも結構がたい良くてね。その辺がツボ。吹けば飛ぶようなほっそい人好きじゃないのよー^^。

あ、ずっと、結構丁寧に言葉選んでて、一人称が「僕」だったと思うんですが(一回しか見てないので正確ではないかも)、一度ちょっと言葉が崩れた時があって、「反論したい部分もあります。一体のどこが?」って言った時があったんですよ。この時の一人称がツボーーー^^!!でした。ええもう。

こういうチラリと見える素がもうたまらん素敵ですね。好きですね。やっぱチラリズムですよね。←・・・何かもうマニアですんません。

この番組はほんとに、番組として面白いというより、ゲストとして分析される人が好きでないと見ないような番組だなあと思いました。もちろん個人的な感想ですが。
だから、またいいなと思った人が出てたら是非見てみたいです。バックナンバーにあったオダジョー!・・・ああ見たかった・・・。惜しい!


大河ドラマ 新選組! 感想その3

(2006-07-19)
これで大河ドラマ新選組!ひと通り見ました。感想逆ですが、最後に見たのが1から3まで。最初借りようとした時貸し出し中だったから^^

4から13まで見て、土方歳三最期の一日を見て、1から3まで見ました。
長かったー!本当に、45分のドラマ49話って、はじめて見た^^
でもすっごい充実感はもちろんありました。

そして今回見た1から3。話数だと12話まで。ナイス!・・・何てキリのいいところで終わっているんだ。そしてなんてキリのいい所から見始めたんだ私^^。変に途中じゃなくて良かったです。今回見たところが思いっきり、第一部、でした。



江戸の無名^^貧乏道場^^^^試衛館に、この後新選組の中核をになう人達が、一人、一人と集まってくる、話。12話かけて、かなり丁寧に書かれてます。
これ、リアルタイムで見てたら、「新選組!」ってタイトルなのに、一体いつ新選組になるのよーーーう!・・・と思ってたかもしれません。でも実際はそういう話が多い中で、ここまで丁寧に江戸での部分を書いたドラマってないのでは?と、逆から見た私は思いました^^

・・・でも普通の人は逆から見ないと思うので(笑)、その辺りどう思ってたのかなあとちょっと不思議に思ったり。

ふでさん(野際陽子)がナイス!!なんていけずな!
いけずがハマってるのがまたいいです^^。

連れてきた客人にお茶を出そうと、台所でお茶葉を探すため引き出しを開ける勇さんに「覗かない!」、急須に手を伸ばす勇さんに「触らない!」、どうすりゃいいんだとため息をつく勇さんに「ため息をつかない!」。←もちろんお茶を入れてなんてくれない^^
仕方なく客に白湯を出す勇さん・・・。かわいそうだけど笑ってしまいました。

「母上は私がお嫌いですか?」「言わずもがな!」ぴしゃり!
きっつーと思いつつ、でも、何だか切ないようなシーンでした。上手いんだよ、ホントに。
この確執がずーっと続いてて、最後、江戸に発つ直前に和解できたのが本当にうれしかったです。

よかったその2:つねさん。勇さんの奥さんですね。かわいいんだこの人が。顔かたちじゃなく(顔かたちがそうでないわけじゃないです^^)、喋り方と笑顔。もーめちゃめちゃ、かわいらしいです。なので新婚さんな二人の初々しいこと!見てるこっちがニヤニヤしてしまいます。←ヘンな人だ・・・。
そして、けなげだー・・。本当にけなげだ。最後、京に発つ勇さんを見送るシーンはもう一緒に涙がぼろぼろ。←ヘンな人だ・・・。
かわいいかわいい奥さんと、かわいいかわいい娘がいるのに、・・・ふーん、浮気するんだー・・・。と^^

玄人さん相手だし、また今と価値観自体も違うんだろうけど、まあちょっと「へー・・・・ふーん・・・」と思ってしまうのでした(大笑)。

そういえばどこかで見たことあるなと思ってたら、追い鰹つゆで「オイオイ」って言ってた人・・?かな?

よかったその3:12話までのテンポのいいほのぼのさ、おみつさん(総司の姉)が居ることが大きいですね。
だんなもいるのに、一人で試衛館にそんなに入り浸ってていいのかー?と思いますが、まあアリなんでしょう。
この人の絶対反論できない(理論的に、じゃなく、スピードの問題で^^)あの相槌さえ打てないような素晴らしい早口が素敵です。


他にも最初から結構いろんな人達が出ててびっくり。伊東甲子太朗とか、桂さん、他にも。伏線がこんなところから、と、逆から見たからこそ分かりやすくてよかったです^^
加納さん(伊東さんの片腕?)が伊東さんをたしなめるシーンは、ああ、加納さんってこんな人なんだと位置づけられているのが切なかったです。
最後の最後、「加納さん、お久しぶりです」って言う台詞が、何も言えない加納さんに対して近藤さん「から」出る、そのシーンが活きてくる布石みたいなものだったのかなあと。

土方さんはバリバリだった・・・。何がバリバリって・・・いやもうバリバリっすよ・・・。ふ。
お琴さんはちょっとイメージが違う・・・なあ。この人は何だか浮いてる感じがしました。なじんでない感じ。風景に。
ただ、はだけた裾から見えた真っ白の足がなんとも言えず綺麗でした。←どんなシーンでっ^^!?

総司は総髪のがいいっすね。月代を江戸出発直前に剃っちゃう、このシーンはすっごいよかったんですが、でも総髪のがかわいくて好きだなあ^^
平助と二人子犬みたいにいっつもじゃれてるのがめちゃめちゃかわいかったです。

この江戸のシーンが長くて、ほのぼのしてて、若くて空が青くて、いろんなエネルギーがぴちぴちしてるんですよ。
ここを長く取ることで、後半の「ええじゃないか(注1)」並の急降下な展開が効いてくるんだなあと。
これは順当に見た方がそう思えたでしょうね・・。

出てくる人がみんな愛しいのが切ないですね。
でもこのドラマは本当に面白かったです。全部見終わって、総集編まで買っちゃって、でもやっぱり完全版が欲しい・・・と思ってしまうような。
ほんとにそこまで、何度でも見たいと思うようなドラマでした。

1巻1000円なら今すぐ買うのにー。←言ってろ。

注:富士急ハイランドに新しく出来たジェットコースター。最初の降下は急なんてもんじゃない!まっさかさま!・・・よくもまあこんなものを・・・^^!


新選組!スペシャル

(2006-07-14)


買っちゃいました・・・。ついポチリと。
いやもうほんとは全13巻のボックス欲しいくらいの勢いなんですが^^、だって全部で5万円強だもん。買えん!

と、言う事でお手頃価格のスペシャル・・・総集編ですな、を買ってみました。

1話45分×49話・・・を、74分(多分ね)×3部にしてあります。
1年分のドラマをロードオブザリング1話分に!←どんな基準や^^

買うまでどないなもんか分かってないわけですから、さすがにちょっと不安でしたけどね。

えーと、1部と2部はほぼ満足。私の大好きなお笑い部分がことごとく削られていたのはめっちゃ残念でしたが(仕方ないけどねー)、時代を追った歴史モノとしては結構丁寧な出来だったのではなかろうかと。

3部に関しては、うーん・・・。
これ、どこかで見た記述では、1部と2部はそれぞれ3か月分を一まとめに、3部は半年分を同じ時間で一まとめにしてあるので、かなり駆け足だったとか。
駆け足というより、なんだかもったいない!あれもこれもどれも端折られてたーという印象。
時間が時間なので端折られてるのは仕方ないですが、でもこれだけは残して欲しかった!のが2シーン。

1:山南さんと明里の、最後の窓越しのお別れシーン。これは欲しかったな・・・。明里さんの「だまされたげた」に泣かされましたので。

2:勝海舟が近藤さんを江戸から体よく追っ払うため、「甲府に行ってくれよ。勝ったら城やるからさ」って言うシーンの、近藤さんが「かしこまりました」って言った後の、勝さんの台詞!
これなかったら、勝さんがただの分かってないおっさんに見えちゃうんじゃなかろうか??
自分が意図してることを近藤さんも分かってて、全部飲んで「かしこまりました」って言ってるんだよってシーン。
「甲府に行ってくれ」と言った時にはなんておっさんだ!と思ったのが、この台詞があったからこそ、勝さんのやるせなさみたいなものが伝わって、よかったのにーと。

いろいろな事柄が唐突に思えるシーンも結構あったので、3部だけは残念です。ちょびっとね。

ラストも、本編で泣かせてくれた近藤さんの「トシ・・」の後のカーテンコールが端折られてて(変わりにおみつさんのシーンはあったけど)、いきなり座談会が始まってしまったので、出かかった涙が引っ込んでしまいました・・・。これまた残念^^

でもまあ本編を見てなくて、これだけを見たなら、意外に意外と分かりやすい作りになってるのかもしれないとも思いました。
本編で好きなシーンがいっぱいあるほど、何でそれがないの!?って風に意識しちゃうからね。それが無ければそれなりに見えるのかもしれません。

おまけの座談会は面白かったです。
トシさんの片思い^^ほんとにみんなが認めるくらい、「慎吾@近藤ラブ」状態だったのね、と。でもそれを「ちょーウザい」とか言われちゃってるし(笑)見てる方が切なかったわー^^。
左之助の関西アクセントが意外^^セリフは全くそんな感じがしなかった!さすが!
沖田といえば月代ですが、でもやっぱ藤原君には微妙だね!最初の頃の前髪ありの沖田がめっちゃかわいかったです。で、座談会では自前の(笑)いつものああいう髪型だったんですが、やっぱりこっちのがいいよ、とか思っちゃった。
後の人たちは髪型に関して違和感感じなかったんだけどねー。

1ロードオブザリング(3時間強の基準)で見れる、総集編、まみさん見てみる^^?

最後にどーでもいいようなことですが、浅黄色のダンダラ。小説やネットで読んでて、字面として知ってた「浅黄色のダンダラ」が、テレビの画面上に総天然色(なんやそれ)で出て来た時、本当にびっくりしました。

だって思った以上に、ハデ!

綺麗な明るい青と、袖口の白がもうどれだけ鮮やかか。あんな派手なもん来てみんなで練り歩いてたら、怖いというよりまず「なんやあの変な集団」って思うんじゃなかろうかと^^。それ自体が畏怖の対象になる前はね。
あれ着るの、かなり勇気がいったのではないかと思ってしまいました・・・。「風光る」ではすぐ着なくなっちゃったけどね。さもあらん。


そして今日やっと本編の1から3巻まで借りてきたので^^また見たら感想書きます。これで総なめじゃ。


新選組!!土方歳三 最期の一日

(2006-07-12)
はい、見ましたー。

土方歳三 最期の一日。


!マークがふたつになってる(笑)!

ほんとに「最後の一日」でした・・・。

タイトルどおりじゃん!

いや、そうなんですけど。描いてるのが最後の一日でも、それまでここに至った軌跡ダイジェスト版とかがあると思ったんですよ。近藤さんが死んでからあそこで戦って、あそこで仲間と分かれてどーのこーのとか。

ほんとに最後の一日の話でした^^。

そして最後の一日、戦いの最中に亡くなる土方さん、函館は激戦地だったらしいので、さぞかしドンパチな話だと思ってたんですが。
それもすっかり裏切られました。
まさに人間模様のドラマ。
榎本さんと、大鳥さんと、土方さんの。駆け引きと、話し合いと、そしてお互いに心を通じ合わせる、そういうお話でございました。
確かに本編でもドンパチって少なかった・・・というか、なかったような気がします(戦闘シーンはあるけど)。重きは人間ドラマの方に。

死ぬ気で戦ってきた土方さんが、生きようとしたその矢先、でございました。
激戦の最中に、馬に乗って先頭切って突っ込もうとした時に、銃で撃たれた・・と記憶してましたので、これから前線へ、仲間を救いに行こうとした瞬間に、パンと撃たれたシーンには固まりました。
心の準備がまるで出来てませんでした。何でここなの!?と思いました。悲しいというよりまずびっくり。

撃たれても戦う土方さんは、もう本当にかっこよかった。力尽きて倒れて榎本さんに謝る土方さんが、ほんとに悲しかった。生きようとしてたのに。生きさせようとしてたのに。榎本さんの夢を。
でも最後に近藤さんの「トシ・・」の声、そして笑顔の「かっちゃん」のつぶやき。

ベタなんだけど!!

大決壊!どっばーーー!

終わった・・と肩を落とす人達。
そして土方さんの最後の命令を実行すべく、走る鉄之助。新選組!のメインテーマが流れてお仕舞い。

涙で前が見えないよう・・・。←またか!!

榎本さん、胡散臭くてよかったー!←褒め言葉・・・?
大鳥さん、小心者で小役人だけど、でもそれでももちろんそれだけの人じゃないのがよかったー。
最後、軍議のためのジオラマ(?)をひっくり返して悔しがる、大鳥さんに泣けた。

そして鉄ちゃん、めちゃめちゃかわいかった。最後たどり着いて、土方さんの遺品をちゃんと家族の人たちに渡すところまで見たかったな・・・。
ぼろぼろになってたどり着いた、とか。数年そこに世話になって、ある時姿を消して行方不明、とか?
明治2年で16歳。長生きしてれば昭和までいたかもしれない・・。

最後にどーでもいいけど毎回非常に気になる薩長軍のとんがり帽子。
あれって、あの形にどんなメリットが・・・?
いざとなったら頭突きもできるとか・・・^^?
気になりだしたら止まらない、まさにどーでもいい感想で締めたいです。

面白かったです!


追記(7・14):まだまだ聞きかじった(読みかじった?)知識なので、正確でないかもしれませんが、鉄ちゃん、その後西南戦争に参加したとか言う伝承もあるらしいです。新撰組を壊滅させた新政府軍に最後に一太刀でも浴びせたかったのか。
そして奇しくも新政府下で警官になってた斉藤一は政府側として鎮圧に行ったとか。
もしそれが本当だったら、皮肉にも悲しいものを感じますよね。
ところで斉藤さんと市村鉄之助って面識あるんでしょうかね?その辺もまた調べてみたいです。



新選組! 感想その2

(2006-07-11)
最終話まで見ました。でもまだ1巻から3巻が(1話から12話)借りれてません!来週、あれば借りてみたいです。

こないだ10巻まで見終わって、「ここが絶頂」と、書いた通り。
今回見た40話以降は、一気に加速した時代の変化にザンブザンブと飲み込まれていく新選隊の姿・・でした。


これは総集編。

メインの仲間たちが一人、そして又一人といなくなっていきます。もうそのたび涙涙。
幕府と朝廷のためにと、ただただそれだけに命かけてきたはずなのに、いつの間にやら朝敵、逆賊に。足元から築き上げたものがガラガラと崩れ落ちていくような、それでも諦めまいとあがく面々の姿を、近藤勇の斬首というラストまで、丁寧に描かれておりました。

毎回涙なしでは見れませんでしたよー。膝にぼたりぼたりと涙が落ちて。はらはら・・・とかじゃないの。ぼったぼった。
傍目から見たら風大左エ門の様な涙だったに違いありません。

伊藤甲子太郎と近藤さんの最後の対談がものすごくよかったです。この辺りから、局長の株ぐんぐん急上昇。
力でなく、言葉で、心で、信念で相手を納得させるこの近藤勇には、私が今まで読んだ新撰組本で、「何故みんながみんな、近藤勇という人にここまで心酔するんだろう?」と思い続けた答えがありました。
ほんとにほんとにカッコいいです。言葉が巧みなわけじゃない、でも言葉に「ほんとう」があるからこその迫力に、勝てる人なんて本当にまれなのではなかろうか。

最初、慎吾ちゃんが近藤勇って聞いた時、新選組に興味のなかった私ですら、「大河ドラマをアイドルドラマにしちゃっていいの?」と思いました。だって慎吾ママですよ(大笑)!?
こぶしが口に入るから近藤勇に抜擢されたとばかり思ってました^^。

12話まで見てませんが13話以降の最初の方はやっぱり台詞の言い方とかに違和感を感じましたし(棒読みっぽい?)、これは慎吾ちゃんのせいではないことですが、あまりの情けなさに「こんなんが近藤勇でいいの?」と思いましたよ。
だって「どうしたらいいんだ」とか言うだけで何も出来ないんだもん!そしたら土方さんとか山南さんが「大将はそこに座っとけ!俺らが全部やってやる!」って全部やってくれちゃう・・・。こんなんなん??と思う事しきり。
それが、回を追うごとに、隊が大きくなるごとに、そして命のやりとりするごとに、どんどんどっしりと、頼りがいのある「頭」に成長。中半以降はもうこの人なしの新選組なんて考えられないくらい。
この辺りの書き方は、さすが近藤勇を主人公に据えたドラマだけあって、本当に秀逸。

そしてその近藤さんの斬首のシーンがドラマのラストでした。逆賊とされて(まあ官軍から見ればまさに逆賊なんですが)、切腹ですらない、斬首。
首を前に傾けた慎吾ちゃんのアップでお仕舞い。この近藤勇の表情はもう、なんと表現していいか分かりません。うまい!上手いよ慎吾ちゃん!
そして最後につぶやいた「トシ・・」。
最終回はもう最初から断続的にうるうるしながら見てたんですが、この「トシ・・・」で大決壊。号泣(笑)
完、の文字の後に今までのシーンが回想の様に流れていくんですが、このシーンなんてもう「涙で前が見えないよう」状態だったので^^、後でここだけ見直しました。

OPテーマの曲がもう本当にドラマチックでかっこよくて大好きなんですが、この回想シーンはその曲をバックに流れるんですよ。これが泣かずに居れようか!?
そして、一人一人、仲間達の笑顔の後の、近藤勇の満面の笑み。・・・どばー!←あっ!また決壊!

ほんっとに面白かったです。このドラマ。

前の感想でもちょっと疑問の出演者順。やっぱり近藤勇、土方歳三ではなかろうかと今でも思っております。だってこれはかっちゃんとトシの物語だったよー。

沖田総司、すごく良かったけどね。後半のお孝さんとのやりとりがめちゃめちゃ微笑ましくて、にやにやしながら見てました^^
でもこれは史実なのかもしれませんが、最後はあまりにかわいそう。せめてお孝さんだけでも・・・。がくり。

そして斉藤一。
48話くらいだったかな?負け続ける戦。そしてほんとにほんとの昔っからの仲間だった永倉さんと佐之介が、近藤さんからはなれて行ってしまって、新選組がバラバラになっちゃうの!?と思った瞬間の、あのシーン。
普段無口で最低限のことしか話さない、無表情な彼が。
突然走り出し旗を掲げて「局長!俺がいる限り新選組は終わらない!」と叫んだ、あのシーン。
この姿に惚れない奴がいるだろうか^^!?
熱いよサイトー!

これはこっそり私の全49話の中でのマイベストシーンです。オダジョーかっこよすぎ。
後でこの叫びについて「熱かったよな、斉藤さん」とか言った相手をギリギリ締め上げる斉藤さんが、ナイス^^!本気の照れ怒り。

で、この斉藤さん、幕末を行き抜いて、警察官になり、そして東京の高校・・今の大学になるのかな??で、剣術指導なぞなさってたらしいですよ。何かもう「お話を聞かせてください!」と、その学校に行きたくなりますね^^私のおばーちゃんもまだ生まれてねえだよ。

さて、このドラマの後日談、今度はトシゾーさんのその後を描いた「土方歳三最後の一日」なるドラマがあるということで、これもしっかり借りてきました。明日にでも見ます。

見終わっちゃうのが寂しい今日この頃でございます。


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くまきち

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    ゲームと読書と映画と、その感想を書くことを愛するそこら辺の主婦。基本的にはネタバレありです!ご注意ください。
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